「ヒルナンデス」(2023/10/02放送)での料理のコツテストで紹介された新米できのこの炊き込みご飯を作るポイントをまとめました。
材料(4人分)
- 米 2合
- 油揚げ 1枚
- しめじ 50g
- まいたけ 50g
- ニンジン 1/5本
- ゴボウ 1/3本
調味料
- 醤油 大さじ1
- 塩 小さじ1/2
- 酒 大さじ2
- オイスターソース 小さじ1
作り方
① しめじ50gとまいたけ50gを手でちぎり冷凍しておく。
冷凍するときのこの細胞が壊れて旨味が引き出されます。
きのこは水洗いはNGです。水溶性なので旨味や風味が消えてしまいます。
② お米(新米)2合を研ぎ、30分~1時間ほど冷水で浸水させておく。(冷蔵庫に入れておいてもOK)
普通のお米の場合は3~4回研ぎますが、新米の場合は2回ほど研げばOK。
お米のでんぷんが糖分になる温度が80度とされていて、この温度に上がるまでの時間を長くすることで甘味がますとされています。
③ 油揚げ1枚にお湯を流しかけて油抜きをしてから短冊切りにする。
油抜きをすることで味が染み込みやすくなります。
ちなみに、油抜きした後に冷凍保存することもできます。
④ ゴボウ1/3本は包丁の背で皮を茶色い部分が少し残るくらいまで剥いて洗い、縦に十字の切り込みを入れてからささがきにする。その後水に浸して1分ほどアク抜きをする。
切れ込みを入れることで、味馴染みがよくなり、均等に小さく切れるので炊き込みご飯のときにはオススメです。
⑤ 【②】のお米を炊飯窯に入れ、醤油大さじ1、塩小さじ1/2、酒大さじ2、オイスターソース小さじ1を加えたら、規定量よりも少なめに水を加える。
オイスターソースを加えることでコクがでます。
きのこから水分が出るので少なめの水分で炊きます。
⑥ ニンジン1/5本を細切りにしたら、炊飯器には油揚げ⇒ニンジン⇒ごぼう⇒きのこの順番で入れる。
旨味が出る食材を上におくことで、炊いているときに出汁が全体にいきわたるのできのこが一番上にくるように配置します。
切り餅を入れることでモチモチ食感になるというテクニックも紹介されました。1~1.5号に対して切り餅1個を切っていれます。
⑦ 材料をいれたら時間を置かずに直ぐに、新米の場合は急速モードで炊飯する。
新米は粘りが出やすいので通常よりも高火力で炊くのがコツです。
⑧ 炊きあがったら直ぐに蓋を上げて混ぜる。
新米の場合は水分量が多いので炊きあがったら直ぐに開けて混ぜ、水蒸気を逃がしてあげます。